母校で高校生に講釈を垂れてきた

強風警報の中、高校生に対して大学生活や人生経験のない青年の戯言を聞かせてきました。

高校時代、私は今よりずっと生きにくい生き方をしていたと思います。 運動会の時に「人間失格」を読むぐらいには、人間失格でした。

愛校心など毛頭なく、むしろ、毛嫌いしていました。

というとも、本来は通信制の高校に通い悠々自適に学生時代を送ろうと考えていたのですが、親の反対と教師に生徒に変人が多いという話を聞き、入学したのですが箱を開ければ、勉強をすれば、賢くなり賢くなれば良い大学に行けるといった面白みのカケラもない発想の生徒だらけだったため母校に対しての心象はよくなかったのです。

なぜ、これほど好意的でない母校の行事に自ら飛び込んだかというと、大学生になり様々な経験とかけがえのない友人達によって多少、社会に歩み寄ることができ精神的に成長しました。今の自分が過去の環境や人に対してどのような感情を抱くのか興味があったことが一つ目の理由です。

また、大学のカリキュラムを再構築したいと考えており、自分で講義を作りたかったのが二つ目の理由です。

ここで、母校のイベントについて軽く紹介しておきます。

高校生に対して、大学での学びを紹介することで進路選択や受験勉強へのやる気を促進させるために、卒業生がメインとなって運営する活動です。主な活動として夏休みの1日を使って高校生に対して、講義をします。

大学の学生団体をイメージしてもらえばわかりやすいかもしれません。

高校生へのプレゼン

高校生に対して、二つの講座を担当することになりました。 一つは、情報工学とは何かといった専門講座で、もう一つは何でもありのプレゼンテーションです。

専門講座は、月曜日に安心して週刊少年ジャンプを読むために週末に課せれる宿題をどうにか自動化しようと内容で行いました。

通信環境がないという手足をもがれた状態で、行うためマニアックなことができなかったのが心残りですが、情報工学の醍醐味的な部分を取り上げられたので、最低限の仕事はできたという感想でした。

プレゼンテーションですが、これは一言で表すのが難しいぐらい様々なことを取り上げました。

伝えたかったことは

  • 肩書きの危うさ
  • 自分はどういう人間なのか
  • 大学について
  • 好きなことを発信する

www.slideshare.net

肩書きについて

私たちは、肩書きによって思考、行動を制限されています。 高校生がわかりやすいものとして、高学歴という肩書きがあります。私は所謂、低学歴という部類の人間です。周りをみていると、高学歴の人と対面した時に、自分ができない理由を相手が優秀であるとする起因付け行い、自分の愚かさを認識できない人が多数存在します。

また、文系だから数学ができない、理系だからコミュニケーションができなくっても良いといった自分の弱さを肩書きというベールを使うことで正当化してしまう現象をよくみるわけです。

就職活動なるものをしていると、より肩書きの素晴らしいものの言葉を聞くことに躍起になる若者を見るわけであります。

以上のように私たちは、肩書きによって支配されているのです。

勿論、肩書きが悪いというわけではありません。こと受験に関すると高学歴ということはそれなりの努力をした証拠なわけであります。そのこと自体は素晴らしく敬意に値するのですが、高学歴の人が特別な存在であるといった認識が自分の行動や努力を制限してしまいがちです。

高校生に対して、私が伝えたかったことは肩書きではなく、それを手に入れるためにしてきた努力に目を向けるべきだということです。

肩書きのある人は常に正しい判断を行うとは限らないわけであり、一定の情報選択能力が求められます。

また、肩書きのある人に過度にビビる必要もないのです。一見、凄い人でもかなりの修練を積んでいるのです。

そして、世の中の大半のことは努力によって成し得るということです。努力させすればある領域までは到達できるのです。

人類はそこまで賢くないのだから。言い訳する前に努力しましょう。

自分とは何か

では、肩書きに左右されなくなるにはどうすればいいのでしょうか

安易な発想は、その肩書きを手に入れることです。

しかし、社会で輝かしい肩書きが常に自身の求めるものでないということと、絶対数に限りがあることから誰もが手に入れることができないわけであります。

では、どうすればいいかというと自分の核を持つことが解の一つではないでしょうか。

世に言う自己分析です。

プレゼンでは、以下の5つの質問を投げかけました。

  • What’s your talent?
  • What’s your skill?
  • What’s your character?
  • What are you interested in?
  • What’s your dream?

この5つの答えることができれば、自分らしい人生を過ごし事に多少近づくことができるのではないかと思います。

大学について

私は、大学に強い憧れがありました。それは、両親が大学を卒業していないため、彼らより高度な会話ができるものが集まる場所だと勘違いがあったためです。

誤解がないように、弁解すると私の両親は所謂、一般的な家庭を築いていると思います。 私が、教育に関心があることから私や兄弟の子育てについてアドバイスを行ったり、抽象的な議論を好むせいで、社会の重箱を突くような発言をしてしまい、両親を怒らせてしますのが原因であります。

大学に入って最初に感じたことは、子供が多すぎるということです。テストができないということを自分自身の努力ではなく、問題の難易度設定や教授のせいにするといった学生が多かったのです。

また、聞いてはいましたが、学生が勉学を行わないということです。単位を取るくらいには勉強をするのですが、主体的な学びを行うものが皆無なのです。

この原因として、情報工学が、高校までの学ぶ分野と大きくかけ離れているという点があります。 応用化学や電気電子などは比較的、高校まで習ったことと繋がりがあるため、ミスマッチが起こりにくのではないでしょうか。

対策として、高校生にMoocなどで情報工学の授業を取ることを勧めましたが受験勉強と並行して行うとなると現実的な手段ではありません。また、プログラミング教育で多少はイメージがつきやすくなるかもしれませんが、失敗しそうなので厳しいところがあると思います。

現実的な手段として、大学の講義に潜り込むのが良いのではないと思い、その旨を伝えました。

ここら辺は、自分の中でも解決策がこれといってなかったので、微妙なプレゼンになりました。

とにかく、ある程度大学選びをちゃんとしろということを伝えました

好きなことを発信する

これが一番、伝えたかったことです。

高校時代、世の中にはワクワクすることがたくさんあり面白いのに、無表情で机に向かっている同級生の姿を見ていると、世の中は面白くならないのだと思っていました。(それなりの高校だったので、偏差値の高い大学に行く人が多かった)

なぜ、消火栓は赤いの?アスファルトがボコボコになるのは、なぜだろう?人は、いつ悪を認識するのだろう?鍵っていつ作られたの?

などなど、世の中には不思議でたまらないことが満ちており、受験勉強をしている暇なんてないのです。なんで、そんな辛そうに勉強してるの?何のために生きてるの?人生楽しいのだろうか?こんな風に同級生を見ていました。

しかし、講義資料を作っていく中で高校の時にも将来やりたいことや好きなことがあったという人が数多くいました。

なぜ、それを高校時代に言わないんだよ。自分の将来や好きなことについて高校時代から話してほしいと思い、プレゼンに組み込みました。もし、先生でこの記事を見ている人がいれば、ぜひ生徒にそういう機会を良い雰囲気で提供して上げて下さい。

高校生からは、社会というものがぼんやりしています。それはそうです。学校は社会からどんどん隔離されていっているのだから。

世の中の大人は、案外優しいです。案外。大人の皆さん、優しいですよね?

どこかに助けてくれる人が、いるわけです。

好きなことを友人同士で話し合いわからなければ、助けを求めることを伝えました。大人の皆さん是非、力になって日本を良くしましょう。

僕も誰かに頼られたら可能な限り助けるだけの余裕と力がある大人になりたいです。

以上がプレゼンテーションで伝えたことです。

聞いてくれた、高校生の人生が少しでも良くなれば嬉しいです

活動を通して

かなり、楽しかった。母校に対する負のイメージが払拭された。

彼らといつかまた、仕事でもなんでも一緒に活動できれば良いなと思いました。

いくら高校生の意識が変わろうと高校、先生の意識が変わらなければ高まった意識が無駄になってしまいます。

そこの分野には、いつか自分が手をつけます。

影で運営をアシストとしてくれた運営陣を始めとする、メンバー全員に感謝です。

P.S

アイスクリーム屋のおばちゃん、安くしてくれてありがとう。美味かった。

でも、食べログ書くのめんどくさいから辞めとく