ラックサーバーでRAID0構成を組んだ
創意ラボさんが主催する、「サーバーにメモリ刺してもらっていいですかね」に参加しました。
参加者は6人いたので、ペアで作業をすることになりました。
内容は、以下のようにとても濃いものでした。
- ラックサーバーにメモリを刺す
- RAID0構成を組む
- ISOファイルからOSをインストール
- VMwareのESXiとvCenterで仮想化とリソース管理
ラックサーバーにメモリを刺す
ラックサーバーが3台用意されていて、サーバーの規格に合うメモリを選びました。
間違ったメモリを選んでサーバーを起動すると、ビープ音がなってしまうので緊張しながらメモリを選定しました。
メモリ選定では、PRIMERGY RX200 S7サーバに関する公式PDFを参考にしました。
サポートするメモリモジュールを参考に用意されている大量のメモリから正しいメモリを選ぶ必要があります。
サーバーで利用できないメモリがあることを知らないぐらい初心者だったのですが、幸いにもビープ音を鳴らすことはありませんでした。
RAID0構成を組む
RAIDとは、一つのハードディスク(以降HDDとする)より性能や信頼性を向上させるためのシステムです。
RAIDには複数の種類がありますが、今回構成したRAID0はデータの冗長性がありませんが複数のHDDにデータを同時に書き込むため性能が向上します。
RAID0は、ストライピングとも呼ばれます。他のRAIDについて詳しく知りたい方はリンクを参考にして下さい。
RAID0構成は、アレイの構成と管理を参考して行いました。
WebBIOSを起動した後に、手順に従いRAID0の構成を行いました。大学や基本情報技術者試験でRAIDについて学びましたがイメージが湧きにくい分野だったので、実際に構築する中で理解が深まりました。
ISOファイルからOSをインストール
この工程は、VirtualBoxに対してOSをインストールすることに似ています。
物理サーバーのHDDに対してOSがインストールし起動することを確認しました。
VMwareのESXiとvCenterで仮想化とリソース管理
ESXiは、物理サーバー上に直接インストールする堅牢なベアメタルハイパーバイザーです。vCenterはこれを管理します。
普段、VMwareを利用しないので慣れない作業でしたがリソース管理を行う製品に触れる良い機会となりました。
感想
VPS、Saas、PaaSと言ったサービスでWebサービスを構築する機会が増えたので物理的なサーバーに触れたことがある若いエンジニアは少ないと思います。私もそのうちの一人です。
抽象化されている裏側の仕組み知ることで技術への理解度が上がるので、参加をオススメできる勉強会でした。
DNSサーバーを構築しているペアがあったので、次回参加する際はDNSについて学びたいと思います。